皆さん、こんにちは!
「金の名言」の管理人のせいやんです。
世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第2回は、前回に引き続き、稲盛和夫さんの著書『心』の中の言葉です。
【第2回】 稲盛和夫 『心』
①善なる動機で始めた行為が成功へ導く
利他を動機として始めた行為は、そうでないものより成功する確率が高く、ときに予想をはるかに超えためざましい成果を生み出してくれます。
事業を興すときでも、新しい仕事に携わるときでも、私は、それが人のためになるか、他を利するものであるかをまず考えます。
そして、たしかに利他に基づいた「善なる動機」から発していると確信できたことは、かならずやよい結果へと導くことができたのです。
カリスマ経営者と呼ばれている稲盛和夫さんは、新しい事業を興す時や新しい仕事に携わる時、「それが人のためになるか、他を利するものであるか」という基準で事業を始める、と言っています。
そして、人のため、他を利するためという善なる動機、利他の動機で始めた仕事は、必ず良い結果に導くことができた、と振り返っています。
仕事の根本理念は、「世のため、人のため」であるべきなのです。
②目の前にあるなすべき仕事に没入する
心を浄化し、美しくするためのもっともよい方策とは何かといえば、それはいま目の前にあるなすべき仕事に全精力をかけて没入することです。
仕事に心身ともに没頭しているとき、人を恨んだり憎んだりする雑念は浮かんできません。まるで禅僧が禅を行じているように、そのときの心はまっさらで美しくなっているのです。
目の前にある自分の仕事に没入することは、仕事で結果を出すだけでなく、自分の心を浄化し、美しくするためにも、最も良い方法なのです。
何かモヤモヤしていたり、思い悩んでいる時、自分の仕事に全力で取り組む時、それらの雑念を打ち払うことができるのです。
③人生の目的
人生の目的とは、まず一つに心を高めること。いいかえれば魂を磨くことにほかなりません。ともすると私たちは、富を手に入れたり、地位や名誉を求めたりすることに執着し、日々自らの欲得を満たすために奔走してしまいがちです。しかし、そうしたことは人生のゴールでもなければ目標でもありません。
生涯の体験を通して、生まれたときよりもいくばくかでも魂が美しくなったか、わずかなりとも人間性が高まったか。そのことのほうが、はるかに大切なのです。
そのためには、日々の仕事に真摯に取り組み、懸命に努力を重ねること。それによって心はおのずと研磨され、人格は高められてより立派な魂へと成長を遂げる。まずはそのことに私たちが生きる意味があります。
稲盛さんは、「人生の目的は、心を高めること、魂を磨くことにほかならない」と言い切ります。そのためには、日々の仕事に真摯に取り組み、懸命に努力を重ねることである、と言っています。
ありとあらゆる物があふれる、際限のない欲望社会の中で、どれだけの人が「人生の目的は心を高めることだ」と言い切れるでしょうか。
しかし、これが、現代のカリスマ経営者が到達した、人生の目的なのです。私たちは、今一度、稲盛さんの言葉を深くかみしめていくべきなのではないでしょうか。
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