皆さん、こんにちは!
「金の名言」の管理人のせいやんです。
世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第8回は、明治大学文学部教授で、多くの著書を書かれ、テレビ出演も多数されている、齋藤孝さんの著書『心が晴れる生き方アドバイス』の中から、心に響く言葉をご紹介します。
【第8回】齋藤孝 『心が晴れる生き方アドバイス』
①心をもっと精神に寄せてみる
「心」と「精神」はときに混同されがちですが、まったくちがうものです。心が個人的であるのに対し、精神は社会的であり文化的なものです。・・
心は日々変化しますが、精神は簡単に揺らぐことはありません。「昨日は切腹すべきだと考えたのに、今日になったらちがっていた」などどいうことは、精神においては起こりません。
私たちが生きるうえで重要なのは、心の問題にあまり深く関わり過ぎないこと。むしろ、精神について考察していくと、ぶれない生き方ができるはずです。心をもっと精神に寄せてみましょう。
刻一刻と移り変わる社会情勢と同じように、いえそれ以上に、瞬間瞬間、めまぐるしく変化するものが、人間の心です。その、絶えず変化し、なかなか安定しない自分の心にばかりとらわれずに、「精神」というものを大事にし、自分なりの精神を持って生きていくことの大切さを齋藤さんは教えてくれているように思います。
不安に覆われてしまいがちな現代に、この齋藤さんの言葉は大きな示唆を与えてくれているように思います。
②「祝祭感覚」を大事に過ごしていく
この資本主義社会において、「成功か否か」だけでものごとを判断していたら、相当つまらない人生になってしまいます。結果よりもむしろ、プロセスにこそ人生の醍醐味はある。そこで全力を尽くせるかどうかが重要だと思うのです。
たとえば、仕事でひとつのチームが組まれたとき。 もしかしたら、そのプロジェクトは頓挫してしまうかもしれません。でも、「あれをやっていたときは楽しかったね」と思えるならば、費やした時間に大きな意味が生まれるのです。わたしはこれを「祝祭感覚」と呼んでいます。
祭りの最中では、誰も予算を節約しようなどとは考えません。エネルギーを出し切ってなにも残さないのが祭りであって、それはコンサートやライブなどにも共通するもの。
どうやら、若い人たちは気づきはじめているようですが、人生の本質は、利益や成功を手にすることよりも、どれだけその時間を燃焼することができたかなのではないでしょうか。
「結果よりもプロセスに人生の醍醐味がある」「祭りやライブ等のエネルギーを出し切る祝祭感覚を大事にする」「人生の本質は、どれだけその時間を燃焼することができたか」ーどれも人生を豊かに、幸せを感じて生きていくうえで大事な姿勢であると思います。「出世や成功がすべて」という出世社会の行き詰まりを指摘しているようです。
③時間は「使う」もの
わたしは「時間潰し」という発想が大嫌いで、潰す時間があるなら1秒たりともムダにせずに「使いたい」と思っています。
時間とは人生そのもの。時間を潰していれば人生も潰れます。もう一度言います。時間はちゃんと使っていれば足ります。ムダなところで潰してしまっているから足りないのです。
齋藤さんの言葉に思わず「ドキ」っとしてしまいました😓私自身、つい「忙しい、忙しい」と思ってしまいがちですが、使っている時間の中身を見直してみると、暇つぶしにSNSやyoutubeを眺めている時間も少なくないことに気付きます。
一日一日の生活の中で、目標を持って何かをやろうと思った時、自分の時間の使い方を見つめて、潰している時間を少なくし、時間を生み出していくことが必要になります。いつも「時間がない」と感じている人は、この齋藤さんの言葉から、毎日の時間の使い方を点検してみましょう。
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