皆さん、こんにちは!
「金の名言」の管理人のせいやんです。
世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第10回は、前回に引き続き、明治大学文学部教授で、多くの著書を書かれ、テレビ出演も多数されている、齋藤孝さんの著書『心が晴れる生き方アドバイス』の中から、心に響く言葉をご紹介します✨
【第10回】齋藤孝 『心が晴れる生き方アドバイス』③
①「負」の中にも幸福の意味を見つける
わたしたちの人生には、日々さまざまなことが起こります。 当然、歓迎しがたいこともあります。しかし、そうしたことのなかにも幸福の意味を見つけられるようになるのが真の成熟です。
たとえば、地震などの自然災害で全財産を失ってしまうという不幸が、日本ではたびたび起きます。苦労して、夢だった自分の美容院を持ったのに開店して1週間で崩壊してしまったという人もいます。ほんとうに大変でしょうが、そういった人たちはなんとか立ち直ろうとしています。
立ち直る過程に幸福の意味が見い出せるからこそ、人はそれができるのだとわたしは思っています。「こうありたい」という理想の形のなかにしか幸福の意味を見つけられないとしたら、おそらくその人に幸福はやってきません。
長い人生の中には、楽しく、幸せいっぱいの時もあれば、逆に、苦しみの底に沈むような日もあります。幸せな生活が一生続くなんてことはあり得ません。大事なことは、苦難に直面した「負」の時に、幸福の意味を見つけながら前へ進んでいくことです。苦難を乗り越えようと、もがきながらも必死で生きていく中にこそ、本当の幸せがあるのかもしれません。
幸福の理想の形ばかりを追い求め、そこにしか幸福はない、と思っているような生き方には、幸福はやってこない、との言葉です。
②人は意味のない仕事によって疲れる
現実には、たいていのビジネスパーソンは疲れています。それは、仕事がつらいからではなく、仕事の意味を見い出せないからです。・・人は意味のない仕事には耐えられないのです。
あなた自身、本当は非常に意味のある仕事をしているのです。そこに気づかずにいるだけです。「いま、自分が行っていることは、会社全体の仕事のなかでどういう意味を持っているのか」ということを考えてみましょう。
毎日、会社の中で仕事をしていると、すごく疲れを感じることがあります。齋藤さんは、仕事で疲れるのは、仕事がつらいからではなく、仕事の意味を見い出せない時に疲れるのだ、と言っています。
しかし、毎日私たちが会社等の中でしている仕事は、間違いなく、会社や社会、また、家族のために役立っています。
毎日の仕事の中で、自分の仕事の意味を考え、「俺の仕事は会社の役に立っているのだ!」との自信を持って仕事に取り組んでいきたいと思います。
③心の揺れを少なくすると、自分を信頼して生きていける
「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。人生の幸不幸は、いつどのように転ぶかわからないから、安易に喜んだり悲しんだりするなという戒めです。
悪いことがあっても嘆かない。いいことがあってもあまり舞い上がらない。こうした安定感を養っておけば、いつも自分自身を信頼して生きていけるはずです。
喜んだり悲しんだりするのは、人間の自然な姿ですね。しかし、生活の中で起こるあらゆることに対して、いちいち一喜一憂してしまうのは、生活に流された姿であり、その度に、心が揺らいでしまいます。
一喜一憂するより、少々のことには動じない心の強さが、自分を信じて生きていくためには大切なのです。
詳しい内容は、こちらから読んでみてください😊👇
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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!
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