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世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第21回は、生物学者で評論家の、池田清彦さんの著書『がんばらない生き方』の中の名言を紹介します。
「がんばる」ことに至上の価値を置き、「がんばらないといけない」と自分を追い詰めてしまっている人に、「がんばらない生き方だって価値がある」ことを伝えている内容になっています😊
【第21回】池田清彦 『がんばらない生き方』
①【ままならないからこそ人生は楽しい、と思った方が勝ち】
夢を追うのもいいのですが、不可能な夢を追い続けるのは人生の楽しみを減らすような気がします。現状を潔く受け入れて、その上で現在可能な、最も楽しいことを探せばよいのです。「潔さ」を持てるか持てないかで、その人の人生の楽しみは大きく変わってくるに違いありません。
いずれにせよ、人生はままならないわけで、そうなると、ままならないからこそ、人生は楽しいと思った方が勝ちです。本当の「勝ち組」というのは、実はこういう人のことを指すのだと私は思います。
*池田さんは、不可能な夢を追い続けるのではなく、現状を潔く受け入れて、その中で最も楽しいことを探すことの大切さを教えています。
そして、この「潔さ」を持てるかどうかで、人生の楽しみは大きく変わってくる、と言っています。
ままならない現実を潔く受け入れ、その中で、最も楽しいこと、好きなことを追求する人生の方が価値的といえるでしょう。
②【趣味というフィールドも自己実現の場】
今の日本では、多くの人が自分の人生に「職業」を重ね合わせ過ぎている印象がある。若い人たちは「自分の好きなことを仕事にしなければ」と、追い立てられているようで、ちょっと痛々しいですね。
「趣味」というフィールドに自己実現の場を求める人生だって、十分に素晴らしいと思うのですが。
ともかく、会社以外のところにも自分が評価される場を確保しておくことは、長い人生を楽しむ上で、とても大切なことです。
*「人生は仕事がすべて」「仕事で成功しないと負け組になってしまう」ーこのような思いで仕事をしている人も少なくないかもしれません。
しかし、池田さんは、仕事以外の「趣味」というフィールドを自己実現の場にすることも十分素晴らしく、仕事以外の分野で、自分が評価される場があることが、長い人生を楽しむ上で大切になる、と言っています。
一生懸命仕事に取り組み、仕事で成功することを目指すことはもちろん大切ですが、趣味等の仕事以外の場所でも楽しんだり、自己実現をしていく生き方が、より豊かな人生につながるのではないでしょうか。
③【仕事を通じた自己実現を万人に求めない】
私は、「仕事を通じた自己実現」を万人に求める風潮が続く限り、大多数の日本人は幸せにはなれないと見ています。
私は、仕事なんて単なるおカネ儲けの手段でしかなくてもちっとも構わないと思っています。
ともあれ、江戸時代のような「道楽」に価値を見いだす傾向が日本に甦れば、少しはまともになると思います。
*池田さんは『がんばらない生き方』の中で、「自己実現は仕事をする中でするべきだ」との考え方に警鐘を鳴らしています。
趣味等の、仕事以外のところでも実現できる生き方が、より幸せを感じられる生き方につながるのではないでしょうか。
④【がんばりだらけの世の中は住みにくい】
最近はどうも「がんばる」という価値観が、余りにも強くなりすぎてしまい、「だましだまし」「ほどほど」「いいかげん」「肩肘はらず」といった価値がおとしめられているような気がします。
「正義」と「がんばり」だらけの世の中は決して住み良いものではありません。
*人生にとって「がんばる」ことは当然大切なことですが、がんばることの価値観だけが強くなり過ぎるのは、決して心地いいものではない、と言っています。
「正義とがんばりだらけの世の中は決して住み良いものではありません」ー池田さんの言葉にドキッとしてしまいました😓
長い人生です。がんばる時だけでなく、時には肩肘はらずに、肩の力を抜いて、ゆったり、のんびりと過ごすことも必要ですよね😄
詳しい内容は、こちらから読んでみてください!😄👇
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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!😄✊
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