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世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第29回は、前回に引き続き、哲学者の岸見一郎、古賀史健氏の共著である『嫌われる勇気』の中から、心に残る言葉をご紹介します!
アドラーの言葉や理論は、日本でも多くの人が紹介し、多くの人に影響を与えています!
アドラーの、勇気と希望を与えてくれる哲学に、ぜひ触れてみてください!😄
今回は、対人関係を良好なものにするための重要な理念である、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」についてのアドラーの哲学です。
【第29回】『嫌われる勇気』⑥
- ①できない自分を受け入れ、変えられるものは変えていく
- ②他者を信頼することによって対人関係の喜びは増す
- ③「わたしは誰かの役に立っている」ことを実感する
- ④「わたしが他者に」なにをできるか考え、実践する
①できない自分を受け入れ、変えられるものは変えていく
自己受容とは、仮にできないのだとしたら、その「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいくことです。自らに嘘をつくものではありません。
われわれは「なにが与えられているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。だったら「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。わたしのいう自己受容とは、そういうことです。
交換不能なものを受け入れること。ありのままの「このわたし」を受け入れること。そして変えられるものについては、変えていく「勇気」を持つこと。それが自己受容です。
②他者を信頼することによって対人関係の喜びは増す
信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことができないのです。「他者信頼」によってもっと深い関係に踏み込む勇気を持ちえてこそ、対人関係の喜びは増し、人生の喜びも増えていくのです。
こう考えてください。われわれには、信じることができます。疑うこともできます。そしてわれわれは、他者を仲間と見なすことをめざしています。 信じることと疑うことのどちらを選択するかは、明らかでしょう。
③「わたしは誰かの役に立っている」ことを実感する
もっともわかりやすい他者貢献は、仕事でしょう。社会に出て働くこと。あるいは家事をこなすこと。
労働とは、金銭を稼ぐ手段ではありません。われわれは労働によって他者貢献をなし、共同体にコミットし、「わたしは誰かの役に立っている」ことを実感して、ひいては自らの存在価値を受け入れているのです。
④「わたしが他者に」なにをできるか考え、実践する
他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたいのです。
その貢献感さえ持てれば、目の前の現実はまったく違った色彩を帯びてくるでしょう。
*自己受容とは、「交換不能なものを受け入れ、ありのままの「わたし」を受け入れること。そして変えられるものについては、変えていく「勇気」を持つこと」。
そして、「他者信頼」によって、もっと深い関係に踏み込む勇気を持ちえてこそ、対人関係の喜びは増し、人生の喜びも増えていく。
更に、「他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していく」ことが他者貢献です。
「自己受容」し、「他者信頼」し、「他者貢献」をしていく中にこそ、アドラーが最も大切であると主張する「共同体感覚」を身につけることができ、それによって、幸福を感じていくことができるのです。
人間の心理や生命活動を鋭く分析し、幸福への道を示しているアドラーの哲学を学び、日々の生活の中でこれらの力を伸ばして、幸せを実感できるようにしていきたいものです😄
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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!😄✊
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