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世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第34回は、前回に引き続き、京セラ創業者、元KDDI会長で、「カリスマ経営者」と呼ばれている稲盛和夫さんのベストセラー『生き方』の中にある言葉をご紹介します!
最終回の今回は、仕事で成功し、幸せを感じて生きていくための「人生の目的」について、稲盛さんが教えてくれています!✨
【第34回】 稲盛和夫『生き方』③
①自分よりも他者の利を優先する
欲、すなわち私心を抑えることは、利他の心に近づくことです。この自分よりも他者の利を優先するという心は、人間のもつすべての徳のうちで特上、最善のものであると私は思っています。
おのれをむなしくして相手を利する。自分のことは後回しにして世のため人のために尽くす。
その利他の心が生まれたとき、人間は欲に惑わされず生きることができる。また、利他の思いによって、初めて煩悩の毒が消え、欲の濁りがぬぐわれた「美しい心」があらわになって、きれいな願望が描けるようになるのです。
*自分の様々な欲を抑えることによって、利他の心を発現させていくことができます。
そして、この、自分よりも他者の利を優先する利他の心こそ、「人間のもつすべての徳のうちで最善のものである」と稲盛さんを教えています。
さらに、利他の心を元に生きていくことによって、人間は煩悩の毒が消え、欲に惑わされずに生きることができ、仕事でも、生活でも、幸せを感じて生きていくことができるのです。
「自分のことは後回しにして世のため人のために尽くす」ー口で言うほど実際は簡単なことではないですが、まずは、そのことを意識していきたいと思います。
②「知足の心」を持つ
私は、これからの日本と日本人が生き方の根に据えるべき哲学をひと言でいうなら、「足るを知る」ということであろうと思います。
また、その知足の心がもたらす、感謝と謙虚さをベースにした、他人を思いやる利他の行いであろうと思います。
*「足るを知る」こと、「知足の心」は、日本人だけでなく、現代に生きる世界中の多くの人たちが忘れてしまっている徳目の一つではないかと思います。
大量の物があふれ、経済的にも物質的にも豊かな国や人が多くなってきた現代社会においては、たくさんの物に囲まれていても飽き足らず、次から次に欲しい物が産まれ、人間の欲望はとどまることがありません。
時代を元に戻すことはできませんが、私たちは少なからず、知足の心を持つべき時がきているのではないでしょうか。
③宇宙の意志に同調して生きる
感謝や誠実、一生懸命働くことや素直な心、反省を忘れない気持ち。恨んだり、妬んだりしない心、自分より他人を思いやる利他の精神・・
そういう善き思いや行為はすべて宇宙の意志に沿う行為だから、それによって必然的に人は成功発展の方向へ導かれ、その運命もすばらしいものになっていく。
いわば、宇宙の意志や流れに同調するかしないかで、人生や物事の成否が決するわけです。
*稲盛さんは、あらゆる著作の中で、感謝や誠実、一生懸命働くことや素直な心等の「美しい心」「利地の心」で生きていくことの大切さを強調しています。
それは、それらの美しい心や利他の心は、「宇宙の意志に沿う行為」であるから、成功発展の方向へ、素晴らしい運命へと導いてくれるのだ、と言っています。
美しい心、利他の心を持って生きていくことは、大宇宙を味方にして生きていくようなものなのです。
④神や仏は何事かをなそうと努める人を愛する
神や仏は、あるいは宇宙の意志は、何事かをなした人を愛するのではありません。何事かをなそうと努める人を愛するのです。
なそうとしてなせない、おのれの力の至らなさを反省し、また明日から、なそうと倦まず弛まず努める。そういう人こそ救ってくださるのです。
*「神や仏は、何事かをなそうと努める人を愛する」ーこの言葉に、大きな希望を持つことができた人もいるのではないでしょうか。
成功や幸せの神や仏は、何事かをなした人には手を差し伸べる必要は感じず、何事かをなそうと必死に働き、努力している人こそをじっと見て、手を差し伸べてくれるのかもしれません✨
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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!😄✊
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