金の名言ブログ

世界の偉人、著名人の、心に響く「金の名言」をご紹介します!

「人前での上機嫌を習慣にする」 齋藤孝 『心が晴れる生き方アドバイス』②

皆さん、こんにちは!

「金の名言」の管理人のせいやんです。

 

世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第9回は、前回に引き続き、明治大学文学部教授で、多くの著書を書かれ、テレビ出演も多数されている、齋藤孝さんの著書『心が晴れる生き方アドバイス』の中から、心に響く言葉をご紹介します✨

 

【第9回】齋藤孝 『心が晴れる生き方アドバイス』②

 

①人前での上機嫌を習慣にする

(大学で教鞭をとるようになってから)わたしは、相変わらず気持ちの面では沈んでいたものの、表向きは意識的にハイテンションを装うようにしました。すると、いつの間にかそれが習性となって、本当に沈鬱な状態から抜け出してしまったのです。まさに「形から入った」というわけです。

あなたが誰かに会うのが憂鬱なとき、その心に形を従わせる必要はありません。形だけでも上機嫌をつくっていればOKです

 

今の齋藤さんからは想像できませんが、齋藤さんは東京に出てきたばかりの頃は、不機嫌の塊のような人間だったそうです。その齋藤さんを変えたきっかけの一つが、「人前では上機嫌(ハイテンション)を装うようにした」ことだったのです。そのちょっとした心がけが、今の齋藤さんの、誰からも愛される、温和なキャラクターを作ったとも言えるでしょう。

私たちも、人に会う時に気分が乗らないことがありますが、齋藤さんの「人前での上機嫌」を心に留めておくと、相手が受ける印象が良くなり、良好な人間関係作りにつながっていくと思います。

 

②出世とは自分を信用してくれる人が増えること

わたしは、出世というものを「自分を信用してくれる人間が増えること」ととらえています。周囲から、「あいつになら任せられる」と思ってもらえるから出世するのです。つまり、出世できないのは信用されていない証拠とも言えます。信用してもらえない人間でいいはずはありませんよね?

仕事をするからには信用を築くことが重要。出世はその結果ですから、はじめから「したくない」などと言い張ることではないと思うのです。

 

「出世を望まない若者が増えている」と言われている、現在の社会状況における齋藤さんの出世に対する考え方です。出世=地位や名誉の向上、お金が増えること、とだけ考える人にとっては、現代の、一握りの人しか遊んで暮らせるような莫大な富を手に入れることができない社会に対して、一種の諦めのような気持ちで、「(たくさんのお金を手に入れるための)出世なんかしなくてもいい」との思いになるのもうなずけます。

しかし、齋藤さんは、出世とは、単にお金が増える、ということだけではなく、「自分を信用してくれる人が増えること」であり、だからこそ、はじめから「出世なんかしたくない」などど言い張ることではない、と言っています。

出世をお金儲けのための手段とだけ考えず、自分が「人間として信用され、認めてくれる人が増えること」ととらえ、出世を目指して働いていくことが、社会生活における健全な姿なのかもしれません。

 

③「負けているのがわからないやつ」にはなってはいけない

(仕事の愚痴を言い、会社の文句を言って会社を辞めようとしているサラリーマンに対して)客観的に見れば、負けているのは会社ではなく本人です。まず、こうした現実を受け止めることからはじめなくては、いつまでも負け続け、そのたびに「勝っている」というマイワールドに逃げ込むことになります。「負けているのがわからないやつ」にはならないでください。負けは認める。それをしない限り、どんな判断も正しくくだせません

 

仕事や事業等で失敗したとき、失敗したことを率直に認め、改善するべき点はどこにあるか、と真摯に反省することが、次の成功のためには大事になります。

自分の負けや失敗を会社や周りの人のせいにしていては、同じ失敗を繰り返し、成功は望めないでしょう。「負けは負けと認める」勇気が、次の成功につながるのです。

 

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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!

今回も記事をご覧頂き、ありがとうございました!🙇‍♂️