皆さん、こんにちは!
「金の名言」の管理人のせいやんです。
世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第3回は、元プロ野球の名選手であり名監督の、野村克也さんの著書『野村再生工場』の中の言葉です。
【第3回】 野村克也 『野村再生工場』
①鈍感は最大の罪である
再生するためにもうひとつ備えていなければならないのが「感じる力」である。「考える力」と言い換えてもいい。「鈍感は人間の最大の罪である」と私は思っている。
いわれたことを素直にやってみる、間違いに気づいてそれを正す、どうすればもっとよくなるか考えるーこうしたことができなければ、いくら私がアドバイスしても、成長することはないし、同じ過ちを繰り返すだけである。
「考える力」「感じる力」、思考力や感性は、人間が成長し、成功を収める上で、最も大事な力と言えるでしょう。パスカルが言った「人間は考える葦である」という格言も、考えることの大切さを表している言葉です。
そして、人間は、鈍感であってはならず、失敗した原因や改善すべき点に気づく、「気づき屋」であるべきだ、との言葉です。
②一流の条件
「自分は何のために野球をやっているのか」ということを明確にさせることが必要なのである。でなければ、人間は弱いものだから、そうそう努力などできるものではない。目標を達成するために「足りないものは何か」「何をしなければならないのか」を考え、課題に対して自ら真摯に向き合える者だけが一流になれるのである。
依頼心が強ければ強いほど、人間の思考能力は衰える。思考を停止すれば、進歩も止まる。
一流とは、より多くの疑問を抱き、失敗からたくさんのことを学び取る能力に優れた人間のことをいう。
「自分は何のためにこの仕事をしているのか」ーこの点が明確になっており、自分の目標を達成するために足りないものを補い、努力し続けられることが、一流の条件です。
多くの雑音が混じっている、過剰な情報化社会の中で、時々、静かに自分を見つめ、「何のため」を考える時間を持つことが必要です。
また、人間が常に成長していくためには、仕事の中でも、仕事以外の生活の中でも、「考える」ことをやめてはならない、との言葉です。
③本当の楽しむという意味
「楽しむ」という言葉は、じつは非常に深い言葉である。英語では「ENJOYエンジョイ」というが、それは持てる力をすべて出し切るという意味合いが強いそうだ。すべてを懸けて全力を尽くしてこそ「楽しい」のである。
そこが「FUNファン」との違いなのである。最近の若い選手は「楽しむ」という言葉を「ファン」の意味で使っているような気がしてならない。
野村さんの言う通り、最近の特に若者は、「エンジョイ」と「ファン」の意味を取り違えている人が多いように見受けられます。若者の中に見受けられる、「楽しいことが一番」「楽しくないことはしなくもいい」といった考え方は、本当の意味での「楽しむ」ではありません。
「エンジョイ」の本来の意味である「すべてを懸けて全力を尽くし」てこそ、本当の楽しさがあることを知るべきでしょう。
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