金の名言ブログ

世界の偉人、著名人の、心に響く「金の名言」をご紹介します!

『嫌われる勇気』の名言②「競争のなかに身を置いている人は心の休まる暇がない」

皆さん、こんにちは!いつも記事を見て頂き、ありがとうございます!🙇‍♂️

世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第25回は、前回に引き続き、哲学者の岸見一郎、古賀史健氏の共著である『嫌われる勇気』の中から、心に残る言葉をご紹介します!

アドラーの言葉や理論は、日本でも多くの人が紹介し、多くの人に影響を与えています!
アドラーの、勇気と希望を与えてくれる哲学に、ぜひ触れてみてください!😄

今回は、「競争」についてのアドラーの哲学です。

 

【第25回】『嫌われる勇気』②

 

①対人関係で傷つかないなどあり得ない

なぜあなたは自分が嫌いなのか?なぜ短所ばかり見つめ、自分を好きにならないでおこうとしているのか?それはあなたが他者から嫌われ、対人関係のなかで傷つくことを過剰に怖れているからなのです。
対人関係のなかで傷つかないなど、基本的にありえません。対人関係に踏み出せば大なり小なり傷つくものだし、あなたも他の誰かを傷つけている。
アドラーはいいます。「悩みを消し去るには、宇宙のなかにただひとりで生きるしかない」のだと。しかし、そんなことはできないのです。

 

②人生は競争ではない

人生は競争ではありません。誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいいのです。もちろん、他者と自分を比較する必要もありません。
健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。

 

 

③競争のなかに身を置いている人は心の休まる暇がない

いつの間にか、他者全般のことを、ひいては世界のことを「敵」だと見なすようになるのです。
競争の怖ろしさはここです。たとえ敗者にならずとも、たとえ勝ち続けていようとも、競争のなかに身を置いている人は心の安まる暇がない。敗者になりたくない。そして敗者にならないためには、つねに勝ち続けなければならない。他者を信じることができない。

社会的成功をおさめながら幸せを実感できない人が多いのは、彼らが競争に生きているからです。彼らにとっての世界が、敵で満ちあふれた危険な場所だからです。
しかし実際のところ、他者はそれほどにも「あなた」を見ているものでしょうか?

 

④「人びとはわたしの仲間なのだ」という実感

「人びとはわたしの仲間なのだ」と実感できていれば、世界の見え方はまったく違ったものになります。

世界を危険な場所だと思うこともなく、不要な猜疑心に駆られることもなく、世界は安全で快適な場所に映ります。対人関係の悩みだって激減するでしょう。

 

①対人関係で傷つかないなどあり得ない
②人生は競争ではない
③競争のなかに身を置いている人は心の休まる暇がない
④「人びとはわたしの仲間なのだ」という実感

 

*アドラーは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言しています。その上で、「対人関係で傷つかないなどあり得ない」とし、対人関係で傷つくことを怖れてはいけない、と言います。

また、「人生は競争ではない」と言い、「競争のなかに身を置いている人は心の休まる暇がない」とし、競争の論理の中で生きている人は、勝っても負けても、幸せになれない、と主張しています。
そして、アドラーは、他者との競争のなかに身を置くのをやめ、「人びとはわたしの仲間なのだ」という実感を持てれば、世界は安全で快適な場所となり、対人関係の悩みも激減する、と教えています。

競争社会の中で生き、毎日心をすり減らしている私たち現代人に、アドラーの言葉は、幸せに生きていくための処方箋を与えてくれているようです!✨

 

詳しい内容は、こちらから読んでみてください😊👇

 

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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!😄✊

今回も記事をご覧頂き、ありがとうございました!🙇‍♂️

 

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