金の名言ブログ

世界の偉人、著名人の、心に響く「金の名言」をご紹介します!

反省ある毎日を送る 稲盛和夫 『働き方』②

皆さん、こんにちは!

「金の名言」の管理人のせいやんです。

 

世界の偉人、著名人の心に響く言葉をご紹介する「金の名言」の第14回は、前回に引き続き、京セラ創業者、KDDI元会長で、カリスマ経営者と呼ばれている稲盛和夫さんの著作『働き方』の中から、心に残る言葉をご紹介します!


新社会人の皆さんや、毎日の自分の仕事に対して、「なぜ働くのか」「いかに働くのか」を再確認したい方へ贈りたいと思います!✨

 

【第14回】 稲盛和夫 『働き方』②

 

目次

 

①懸命に働く先に喜びや楽しみがある

安楽が心地よいのは、その前提として、労働があるからに他なりません。毎日、一生懸命に働き、その努力が報われるからこそ、人生の時間がより楽しく貴重に感じられるのです。
懸命に働いていると、その先に密やかな喜びや楽しみが潜んでいる。ちょうど長い夜が終わり、夜明けのときが訪れるように、喜びや幸福が苦労の向こうから姿を現してくる、それが労働を通じた人生の姿というものなのです。

 

稲盛さんは、その前の部分に、「目標もなく、働くこともせず毎日遊んで暮らせる。そのような自堕落な生活は、人間として成長することもできず、人間としての性根を腐らせ、家族や友人との人間関係にも悪い影響を与え、人生の生きがいややりがいを見つけることも難しくなると思います」と語っています。
一生懸命に働くからこそ、その先に喜びや楽しみが待っているのです。一生懸命に働かずして、心からの充実感や幸せを得ることはできないのではないでしょうか。

 

②人間の三毒を薄める唯一無二の方法は一生懸命に働くこと

人間を誤った行動に導く諸悪の根源の「欲望」「怒り」「愚痴」の「三毒」を完全に除去できないまでも、まずはその毒素を薄めるように努めていかなければならないのです。
そのための唯一無二の方法と言っていいのが、一生懸命に「働くこと」なのです。

自分に与えられた仕事に、愚直に、真面目に、地道に、誠実に取り組み続けることで、自然と欲望を抑えることができます。夢中になって仕事に打ち込むことにより、怒りを鎮め、愚痴を慎むこともできるのです。

また、そのように日々努めていくことで、自分の人間性も少しずつ向上させていくことができるのです。

 

本書では、一生懸命に働くことの意義や効能について様々に述べられていますが、稲盛さんは、一生懸命に働くことで、人間の諸悪の根源である「三毒」さえも薄めることができる、と言われています。
すべての人間に必ずつきまとう、悪の根源である三毒さえも薄めることができるー一生懸命に働くことは、それほど素晴らしい効能を持っているのです。

 

③反省ある毎日を送る

大事なことは、善きことを思い、善きことをしようと努めながらも、もし悪いことを思い、悪いことをしてしまったなら、謙虚に反省をすることです。反省することでこそ、人は少しずつでも向上することができるのです。
今日、自分がやったことを素直に反省し、明日からやり直そうと心に誓う。そんな反省ある毎日を送ってこそ、私たちは仕事において失敗を回避できるだけでなく、人生において心を高めていくことができるのです。

 

現代の情報過多で、めまぐるしく状況が変化する社会において、これまでの人間の活動で普通に行われていたことが少なくなったように思うものがあります。それは、「ゆっくり考えること」と「自分の言動を反省すること」ではないかと、私は感じています。情報化の大きな波は、人間から、これまで当然のようになされてきた、ゆっくりと考えることや、反省することまで少なくしてしまったように感じています。
人間は過ちを犯してしまう動物です。その時に、素直に反省するのか、反省せずにやり過ごしてしまうのか。そのことは、その後の行動だけでなく、その人の人間的な成長にも影響を与えるのではないでしょうか。
「悪いことをしてしまったら、謙虚に反省する」ー今こそ、人間社会の「当たり前」のことに立ち戻るべきでしょう。

 

詳しい内容は、こちらから読んでみてください😊👇

******************************

 

今回の記事はいかがだったでしょうか?

記事を読んでの感想やご意見等がありましたら、良かったらコメントしてもらえたらうれしいです😊

 

不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!

 

今回も記事をご覧頂き、ありがとうございました!🙇‍♂️